食用金箔はお正月の黒豆や数の子、お菓子、またはお茶や日本酒などの飲み物など、特別な日のおもてなしメニューなどに少しだけ使用することでゴージャス感を演出することができます。普段使いするものではないことから、一度購入して使用したのは良いが、次回使うのはいつになるかわからないといったことが起こりうるのではないでしょうか。ともすると一年後まで使用する予定はないということもあると思います。そうなると賞味期限が心配になるところですが、食用金箔は中毒症状が起きるのを避けるために、不純物を取り除いて高純度の金になるようにつくられています。
つまり純度の高い金は腐敗、腐食しないため賞味期限は設けられていないのが通常です。その場合でも高温多湿になるような場所や直射日光があたるような場所を避け、埃が入らないように密閉して保管しておくことは必要になりますので、その点だけは留意しておけばいつまでも楽しむことができます。
お菓子の上に食用金箔が置いてあるのを目にした方もいるはずです。美しい食用金箔ですが、食べることによってきちんと体の中で消化されるのか気になったことはありませんか。実は食用金箔は体内で消化されることなく、そのまま体外へと排出されます。体の栄養となる材料も含まれていませんので、優雅で美しい食用金箔は食べても体に影響を与えることはありません。
しかし、金箔はおめでたい席などに相応しい材料ですので誕生日や成人式などのお祝いに人気です。金箔は無味無臭ですので、様々な料理と組み合わせることができます。金箔を食べても本当に体に影響はないのかと不安に考えていた方もいるのではないでしょうか。食べられる金箔は、体に影響を及ぼす材料が含まれていませんので安心して食べることができます。料理の上に置いてありますと見た目がゴージャスですし、特別な気分を味わうことができます。家族でお祝いをする日には、食べられる金箔を料理に使ってみましょう。