スイーツやお酒などでよく見かける食用金箔。
何気ない料理でも金箔を使うことで豪華さを加えることができます。
ところで、あの金箔は一体何なのでしょうか。
食べても害はないのか、とかどんな味がするのか、など疑問は多くわきます。
食用金箔は、食品添加物の着色料という分類に属しています。
普通の金箔は金に銀や銅を混ぜてから延ばして作られます。
しかし食用の金箔は銅が含まれておりません。
また、不純物がほとんど混ざっていない大変純度の高いものが使われていますので、安全です。
金属アレルギーがある人も、純金はアレルギー反応を起こしにくいので比較的安全ではあります。
しかし、完全に反応がでないというわけではないので注意が必要です。
食用金箔は基本的にどのような食材にも使うことができます。
スイーツにふりかけたり、お酒に混ぜたりと、その使い方は多岐に渡ります。
普段食べているお菓子にかけると、少し贅沢な気分を味わうことができます。
しかし、注意点があります。
それは、人に出したり商品として売る場合は生鮮食品には使用してはいけないということです。
前に書いたように、食用金箔は着色料に属しています。
その着色料自体生鮮食品に使用することが禁じられているためです。
そういったところには十分注意して利用しましょう。
金箔とは、金を微量の銀などと共に金槌で叩いて薄く延ばし、箔にしたものです。
製造の歴史は長く、紀元前1200年頃の古代エジプトから始まりました。
金閣寺などの建築物や家具類、工芸品、美術品など幅広く利用されていますが、食用としても使われています。
食用金箔は、特にお祝い事など特別な日に向いていると言えます。
お料理やスイーツに食用金箔をふりかけるだけで華やぎ、テーブルを豪華に彩ることが出来ます。
また、無味無臭なのでお料理やスイーツの味を邪魔することもありません。
なお、金箔を口にすることに不安を感じる方もいらっしゃいますが、問題はないので安心してお召し上がりください。
歯科医療でも使われる金は酸化することがなく、胃酸で溶けることはありませんので直接口にしても大丈夫です。
それは微量に含まれている銀も同じことで、消化されずそのまま排出されていきます。
食用金箔は和洋折衷問わず、色々なものにふりかけて楽しむことができます。